最強幼女のお助け道中〜聖女ですが、自己強化の秘法の副作用で幼女化してしまいました。神器破城槌を振り回しながら、もふもふと一緒に旅を続けます〜
とりあえず、これで私がブレイブたちのために回復魔法を使うってことはバレないだろう。
モーブにもブレイブたちと私が知り合いだってこともバレずに済んでるはずだ。
これで心置き無く、ブレイブたちの怪我と疲労を取り除くことができるね!
「それじゃあ、行くわよ!!」
私はその場で膝を折り、胸の位置で両手を組んで、慈母神マーネス様に祈りを捧げた。
私の全身が光り輝き、そこを中心として円状に光が広がる。
「おお? なんじゃ、こりゃあ……とても温かい……」
一番近くにいるモーブの身体を光が通り抜けると、疲れた顔付きだったモーブは気が満ちたような表情に変わる。
今使った回復魔法は、大きな怪我は治癒できない代わりに、広範囲に治癒と強壮の効果を与える。
小さな怪我たちどころに癒え、疲れた身体からは気力がみなぎってくるはずだ。
「これは、いいものですな!!」
すっかり元気になったモーブが満面の笑みを浮かべて私に言う。
「町の人たちみんなにも行き渡ってるはずだから。祭りの疲れも吹っ飛んでるはずよ」
「ほう! 素晴らしい!! 戦神様は、お強いだけでなく、慈愛の力もお持ちだったとは!! 早速、町中の者たちに伝えなくては!! ははは!! 祭りはもっと盛り上がりますぞ!!」
そう言いながら、モーブは部屋を飛び出してしまった。
その後ろ姿に私は思わず叫ぶ。
「ちょっと!! ブレイブたちにちゃんと説明してから行ってよね!!」
モーブにもブレイブたちと私が知り合いだってこともバレずに済んでるはずだ。
これで心置き無く、ブレイブたちの怪我と疲労を取り除くことができるね!
「それじゃあ、行くわよ!!」
私はその場で膝を折り、胸の位置で両手を組んで、慈母神マーネス様に祈りを捧げた。
私の全身が光り輝き、そこを中心として円状に光が広がる。
「おお? なんじゃ、こりゃあ……とても温かい……」
一番近くにいるモーブの身体を光が通り抜けると、疲れた顔付きだったモーブは気が満ちたような表情に変わる。
今使った回復魔法は、大きな怪我は治癒できない代わりに、広範囲に治癒と強壮の効果を与える。
小さな怪我たちどころに癒え、疲れた身体からは気力がみなぎってくるはずだ。
「これは、いいものですな!!」
すっかり元気になったモーブが満面の笑みを浮かべて私に言う。
「町の人たちみんなにも行き渡ってるはずだから。祭りの疲れも吹っ飛んでるはずよ」
「ほう! 素晴らしい!! 戦神様は、お強いだけでなく、慈愛の力もお持ちだったとは!! 早速、町中の者たちに伝えなくては!! ははは!! 祭りはもっと盛り上がりますぞ!!」
そう言いながら、モーブは部屋を飛び出してしまった。
その後ろ姿に私は思わず叫ぶ。
「ちょっと!! ブレイブたちにちゃんと説明してから行ってよね!!」