最強幼女のお助け道中〜聖女ですが、自己強化の秘法の副作用で幼女化してしまいました。神器破城槌を振り回しながら、もふもふと一緒に旅を続けます〜
背の高い木々の遥か上、アメちゃんの言う通り、鳥と同じ高さまで飛び上がった私は、アダマンビートルに向かって勢いよく落ちていく。
速度が増したせいか、身体に受ける風が強くなってきた。
「気持ちいー! あ! こうやるともっと速くなるみたい‼︎」
破城槌の先端を落ちる方向に向けると、途中からなかなか上がらなかった速度がもっと速くなるように感じた。
ちょうどこのままアダマンビートルに攻撃できるしちょうどいい。
「いっけー‼︎」
さっきのアメちゃんの走る速さとどっちが速いか分からないくらい速度をつけた私の身体は、アダマンビートルの背中に破城槌ごと突き刺さる。
衝撃にびっくりして、思わず破城槌から手を離しそうになったけれど、ちゃんと握っていた。
「アリシア‼︎ 危険だ! すぐにそこから離れろ‼︎」
アメちゃんの叫び声に私は、考えるより先に、アダマンビートルの体を貫き、地面に突き刺さった破城槌を引き抜く。
速度が増したせいか、身体に受ける風が強くなってきた。
「気持ちいー! あ! こうやるともっと速くなるみたい‼︎」
破城槌の先端を落ちる方向に向けると、途中からなかなか上がらなかった速度がもっと速くなるように感じた。
ちょうどこのままアダマンビートルに攻撃できるしちょうどいい。
「いっけー‼︎」
さっきのアメちゃんの走る速さとどっちが速いか分からないくらい速度をつけた私の身体は、アダマンビートルの背中に破城槌ごと突き刺さる。
衝撃にびっくりして、思わず破城槌から手を離しそうになったけれど、ちゃんと握っていた。
「アリシア‼︎ 危険だ! すぐにそこから離れろ‼︎」
アメちゃんの叫び声に私は、考えるより先に、アダマンビートルの体を貫き、地面に突き刺さった破城槌を引き抜く。