何度だってキミに、好きを届けたくて。
「伊吹くんって、乃亜のこと特別扱いしてるよね」
「えっ、そんなことないよっ」
「そんなことあるよ! 乃亜のことだけ名前呼びだしさ!」
「そ、それは……っ」
なんでなんだろうねぇ。
と、ひとりで思考をめぐらし考えている莉緒ちゃん。
春佳くんが私のことを名前で呼んでくれる理由……。
それは……。
「お、伊織。いいところにいた!」
歩いていると後ろから突然名前を呼ばれ、思わず振り返る。
そこに立っていたのは、熱血担任教師、氷室先生だった。
氷室先生の名前からして冷たそうな感じなのかな、って最初は思ったけれど、意外と生徒思いの熱い先生だった。
「えっ、そんなことないよっ」
「そんなことあるよ! 乃亜のことだけ名前呼びだしさ!」
「そ、それは……っ」
なんでなんだろうねぇ。
と、ひとりで思考をめぐらし考えている莉緒ちゃん。
春佳くんが私のことを名前で呼んでくれる理由……。
それは……。
「お、伊織。いいところにいた!」
歩いていると後ろから突然名前を呼ばれ、思わず振り返る。
そこに立っていたのは、熱血担任教師、氷室先生だった。
氷室先生の名前からして冷たそうな感じなのかな、って最初は思ったけれど、意外と生徒思いの熱い先生だった。