何度だってキミに、好きを届けたくて。
タイトルは『私の大切な人が教えてくれたこと』。

今、私が感じていることそのままを文章にしていく。


独りぼっちだった中学生活の始まり。

だけど、クラスメイトが私の大切な人たちになって、かけがえのない存在になった。

私の中から”孤独”という言葉を消してくれた。

ときにケンカすることがあっても”向き合う”ことを教えてくれた。

ひとりじゃどうしていいのか分からない状況だとしても、背中を押してくれて、応援してくれる人がいる。


そんな大切な人たちから教えてもらったこと……。

どんなに辛くなったとしても、諦めたくなったとしても、ふと周りを見れば支えてくれる人もいるということ。


私はそこでペンを止める。

そんな私に気づいたのか、莉緒ちゃんがカフェオレを飲む手を止めた。



「終わったの?」

「ううん。もう少しなんだけど……」
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