何度だってキミに、好きを届けたくて。
放課後。
私は春佳くんの病室に向かうため、早々と教室を出た。
莉緒ちゃんと眞尋くんは、少し遅れてから病室にお見舞いに行くと言っていた。
一緒に行けばいいのに……、と言ったけど、2人は頑なに首を横に振った。
眞尋くんは部活を休むという報告をゴリ先生にするからと言っていた。
莉緒ちゃんは『喫茶店に寄ってからっ』と、お見舞いには相応しくないようなことを言う。
私はなぜか挙動不審の2人に疑問を浮かべながら、昇降口へ向かう。
昇降口で靴を履き替えている私は後ろに立つ人影に気づいた。
ぱっと後ろを振り返ると、そこに立っていたのは愛美さんだった。
「まなみ、さん?」
「話があるの」
そう言った愛美さんは靴を履き替え、先に昇降口を出ていった。
私も慌てて靴を履き、愛美さんのあとを追う。
私は春佳くんの病室に向かうため、早々と教室を出た。
莉緒ちゃんと眞尋くんは、少し遅れてから病室にお見舞いに行くと言っていた。
一緒に行けばいいのに……、と言ったけど、2人は頑なに首を横に振った。
眞尋くんは部活を休むという報告をゴリ先生にするからと言っていた。
莉緒ちゃんは『喫茶店に寄ってからっ』と、お見舞いには相応しくないようなことを言う。
私はなぜか挙動不審の2人に疑問を浮かべながら、昇降口へ向かう。
昇降口で靴を履き替えている私は後ろに立つ人影に気づいた。
ぱっと後ろを振り返ると、そこに立っていたのは愛美さんだった。
「まなみ、さん?」
「話があるの」
そう言った愛美さんは靴を履き替え、先に昇降口を出ていった。
私も慌てて靴を履き、愛美さんのあとを追う。