何度だってキミに、好きを届けたくて。
「まあ、私は乃亜が決めたことなら、どっちにしても応援するけどねっ!」
にかっと笑う莉緒ちゃんの笑顔に救われる。
心強い味方がいてくれて本当に嬉しい。
そう思っていると。
「乃亜ーっ! 俺の活躍見てくれてた!?」
試合が終わった春佳くんが、私の名前を呼びながら走り寄ってくる。
私に向けられた笑顔にドキッとしてしまう。
春佳くんが、私に向かってきてくれる。
だけど、どう反応していいのか分からない私は、座ったまま動けずにいた。
春佳くんが空いている私の隣にすとんっ、と座る。
莉緒ちゃんは、にまにましながら私たちを見ていた。
「スリーポイントシュート入れたところ?」
「そうそうっ!」
「ごめん、見てなかった……」
「えっ! 乃亜にかっこいいところ見て欲しかったのになぁ」
なんで。
なんで、春佳くんはそういうことを言うんだろう。
変に、期待しちゃうじゃん……。
春佳くんは私に”好き”とかそういう感情がなくても、私は胸がドキドキしてどうしようもなくなっちゃうのに。
にかっと笑う莉緒ちゃんの笑顔に救われる。
心強い味方がいてくれて本当に嬉しい。
そう思っていると。
「乃亜ーっ! 俺の活躍見てくれてた!?」
試合が終わった春佳くんが、私の名前を呼びながら走り寄ってくる。
私に向けられた笑顔にドキッとしてしまう。
春佳くんが、私に向かってきてくれる。
だけど、どう反応していいのか分からない私は、座ったまま動けずにいた。
春佳くんが空いている私の隣にすとんっ、と座る。
莉緒ちゃんは、にまにましながら私たちを見ていた。
「スリーポイントシュート入れたところ?」
「そうそうっ!」
「ごめん、見てなかった……」
「えっ! 乃亜にかっこいいところ見て欲しかったのになぁ」
なんで。
なんで、春佳くんはそういうことを言うんだろう。
変に、期待しちゃうじゃん……。
春佳くんは私に”好き”とかそういう感情がなくても、私は胸がドキドキしてどうしようもなくなっちゃうのに。