何度だってキミに、好きを届けたくて。
告白。
放課後。
私は帰りのホームルームが終わると同時に、振り返った。
突然、私が振り返ったから、後ろの席の春佳くんは驚いた様子。
「あの。春佳くんの部活が終わったら、話したいことがあるの。……この教室で待っているから」
春佳くんは私の言葉に、戸惑った様子を見せながらも頷いてくれた。
その頷きにほっとする私。
「じゃあ、早くに部活終わらせてくるから!」
「いつも通りで大丈夫だよ」
そう言って春佳くんは席を立ちあがって、ロッカーの中にある鞄を手に取り、眞尋くんと教室を出ていった。
部活が終わるのは約2時間後の午後6時。
学校の規則で部活は午後6時までと決まっている。
私は文芸部に所属しているけれど、今日は部活動自体が休み。
文芸部の活動は月、水、金曜日のみ。
今日は火曜日。
部活もなく、手持ち無沙汰な私にとってこの時間は長く感じられた。
私は帰りのホームルームが終わると同時に、振り返った。
突然、私が振り返ったから、後ろの席の春佳くんは驚いた様子。
「あの。春佳くんの部活が終わったら、話したいことがあるの。……この教室で待っているから」
春佳くんは私の言葉に、戸惑った様子を見せながらも頷いてくれた。
その頷きにほっとする私。
「じゃあ、早くに部活終わらせてくるから!」
「いつも通りで大丈夫だよ」
そう言って春佳くんは席を立ちあがって、ロッカーの中にある鞄を手に取り、眞尋くんと教室を出ていった。
部活が終わるのは約2時間後の午後6時。
学校の規則で部活は午後6時までと決まっている。
私は文芸部に所属しているけれど、今日は部活動自体が休み。
文芸部の活動は月、水、金曜日のみ。
今日は火曜日。
部活もなく、手持ち無沙汰な私にとってこの時間は長く感じられた。