何度だってキミに、好きを届けたくて。
春佳くんと話せないまま1週間が過ぎた。
今日は部活がない火曜日。
放課後の教室。
自分の席から窓の外を見れば、オレンジ色の空が広がっている。
告白した日のことを思い出しては苦しくなる。
だったら、家にでも帰ればいいのに……、と思うけれどなんとなく体が重い。
風邪を引いたとかそういう体の重さじゃなくて、心が沈んでいて体も重たく感じる。
「はあ……」
自然とため息がこぼれる。
今日、何度目のため息だろう。
自分でも嫌になる。
避けられるのが怖くて春佳くんに話しかけることもできない私……。
「おい」
だけど、避けているのは私なのかもしれない。
話しかけても返事がなかったらどうしよう、なんて勝手に考えて臆病になっているだけなのは分かっているけど……。
今日は部活がない火曜日。
放課後の教室。
自分の席から窓の外を見れば、オレンジ色の空が広がっている。
告白した日のことを思い出しては苦しくなる。
だったら、家にでも帰ればいいのに……、と思うけれどなんとなく体が重い。
風邪を引いたとかそういう体の重さじゃなくて、心が沈んでいて体も重たく感じる。
「はあ……」
自然とため息がこぼれる。
今日、何度目のため息だろう。
自分でも嫌になる。
避けられるのが怖くて春佳くんに話しかけることもできない私……。
「おい」
だけど、避けているのは私なのかもしれない。
話しかけても返事がなかったらどうしよう、なんて勝手に考えて臆病になっているだけなのは分かっているけど……。