透明の時
アブタカタブラ
人は自分でみえるものしか 見えないんだ 自分の眼から 見えたものしか 見えないんだ きつい言葉を全身に刺されても その矢を射った人たちは 何一つ感じてはいない。 自分の城壁のレンガを 一つ一つ もう一つ 固めていこう 人生は決して甘い砂糖菓子じゃない 時には命絶える程の毒味もしなくちゃ でも だから人生は七色に光る 甘い甘い砂糖壺の中の人生なんて 心が虫歯だらけになる 試練は人生が腐らないための おまじないなんだ アブタカタブラ 明日はきっと虹色だよ