貴方になりたい
「あの……」
「ん?」
「私と別れないで下さい……」
「本当にそう思ってくれるの?」
私にとって、聖光に会えなくなる事がなによりも恐ろしい。
「はい……」
言葉になんて出来ないけど、永遠に一緒に居てほしい。例え、私が2番目になろうがそれを強く望んでしまう。
私の中に聖光に会えなくなるという選択肢は1ミリも無かった。
「明日香」
「はい」
「今から会える?」
ずっと聖光に会いたかった私は、お預けされていたエサをやっとの事で手に入れた気分だ。
「勿論です!」
「じゃあ、今晩は俺の事癒してよ」
「……はい。私に出来る事なら!!」
嬉しい。
聖光は奥さんと別れる気なんて無いと言っていたが、私に癒しを求めている。
と、言う事は家庭に不満が有るのだろう。
もし。もし、私が聖光の奥さんになったら大切に大切にするのに。
不満なんて無いように頑張るのに。
「じゃあ、夜」
「は、い」
「明日香の家の近くに着いたら連絡するから、いい子で待っていて」
「はい」
返事を返すと電話は切れた。
私の気持ちは薔薇色。
確かに、聖光が妻子持ちだったのはショックだけど、そんな事くらいで諦められるような恋じゃ無い。
「ん?」
「私と別れないで下さい……」
「本当にそう思ってくれるの?」
私にとって、聖光に会えなくなる事がなによりも恐ろしい。
「はい……」
言葉になんて出来ないけど、永遠に一緒に居てほしい。例え、私が2番目になろうがそれを強く望んでしまう。
私の中に聖光に会えなくなるという選択肢は1ミリも無かった。
「明日香」
「はい」
「今から会える?」
ずっと聖光に会いたかった私は、お預けされていたエサをやっとの事で手に入れた気分だ。
「勿論です!」
「じゃあ、今晩は俺の事癒してよ」
「……はい。私に出来る事なら!!」
嬉しい。
聖光は奥さんと別れる気なんて無いと言っていたが、私に癒しを求めている。
と、言う事は家庭に不満が有るのだろう。
もし。もし、私が聖光の奥さんになったら大切に大切にするのに。
不満なんて無いように頑張るのに。
「じゃあ、夜」
「は、い」
「明日香の家の近くに着いたら連絡するから、いい子で待っていて」
「はい」
返事を返すと電話は切れた。
私の気持ちは薔薇色。
確かに、聖光が妻子持ちだったのはショックだけど、そんな事くらいで諦められるような恋じゃ無い。