鳥籠公爵は二度目の初恋を逃がさない〜迷子のモフモフを見つけたら、公爵様に溺愛されました〜
飛来したモリフクロウ。階下に現れたローブの男。そして、モリフクロウが発動させた魔法陣──。
剥がしたブランケットを抱えたまま、シュエットは固まった。そして、まさかとブレスレットを睨む。
(魔法陣から現れた光は、私の左手首に絡みついていた。あの魔術が行使された結果がこれなのだとしたら……?)
試しに、シュエットはブレスレットを外そうとした。
──バチン!
シュエットの手を阻むように、ブレスレットが拒否する。強い静電気のような衝撃を感じて、彼女は慌てて手を引っ込めた。
「どういうことなの……?」
剥がしたブランケットを抱えたまま、シュエットは固まった。そして、まさかとブレスレットを睨む。
(魔法陣から現れた光は、私の左手首に絡みついていた。あの魔術が行使された結果がこれなのだとしたら……?)
試しに、シュエットはブレスレットを外そうとした。
──バチン!
シュエットの手を阻むように、ブレスレットが拒否する。強い静電気のような衝撃を感じて、彼女は慌てて手を引っ込めた。
「どういうことなの……?」