鳥籠公爵は二度目の初恋を逃がさない〜迷子のモフモフを見つけたら、公爵様に溺愛されました〜
7
フクロウカフェをオープンさせてから数日目の夜。
店内の掃除を終えたシュエットとエリオットは、くったりと店のソファにそれぞれ座り込んだ。
「たくさん、お客様が来たわね」
「ああ、そうだな……」
慣れない仕事をしているせいか、エリオットはシュエット以上に疲れているようだ。
心なしか、口調がいつもより素っ気ない。
それもそのはず。
オープンしてからというもの、エリオットが大人気だからである。
そう。主役のフクロウたちよりもエリオットが、だ。
広場でデモンストレーションをしたあと、シュエットがイケメンと二人でカフェを開いたらしいといううわさが瞬く間に広がった。
店内の掃除を終えたシュエットとエリオットは、くったりと店のソファにそれぞれ座り込んだ。
「たくさん、お客様が来たわね」
「ああ、そうだな……」
慣れない仕事をしているせいか、エリオットはシュエット以上に疲れているようだ。
心なしか、口調がいつもより素っ気ない。
それもそのはず。
オープンしてからというもの、エリオットが大人気だからである。
そう。主役のフクロウたちよりもエリオットが、だ。
広場でデモンストレーションをしたあと、シュエットがイケメンと二人でカフェを開いたらしいといううわさが瞬く間に広がった。