鳥籠公爵は二度目の初恋を逃がさない〜迷子のモフモフを見つけたら、公爵様に溺愛されました〜
コルモロンもいつものことなので、気楽なものである。
肩に乗っていたワシミミズクが、勝手知ったる家のようにラパスの隣へふわりと舞い降りる。
「ラパスくんは今日もかわいいなぁ」
看板鳥のラパスがコルモロンに撫でられてくすぐったそうに目を細めるのを見ながら、シュエットは店の奥へと向かった。
数少ない常連ということもあって、用意するのも慣れたものだ。
傷まないように冷却効果のある特別な箱に入れたら、丁寧にリボンをかける。
コルモロンから、このリボンは必ずピンクでと指定されていた。見た目は少々強面だが、レディ・エルの趣味は女の子らしい。
肩に乗っていたワシミミズクが、勝手知ったる家のようにラパスの隣へふわりと舞い降りる。
「ラパスくんは今日もかわいいなぁ」
看板鳥のラパスがコルモロンに撫でられてくすぐったそうに目を細めるのを見ながら、シュエットは店の奥へと向かった。
数少ない常連ということもあって、用意するのも慣れたものだ。
傷まないように冷却効果のある特別な箱に入れたら、丁寧にリボンをかける。
コルモロンから、このリボンは必ずピンクでと指定されていた。見た目は少々強面だが、レディ・エルの趣味は女の子らしい。