鳥籠公爵は二度目の初恋を逃がさない〜迷子のモフモフを見つけたら、公爵様に溺愛されました〜
3
ヴォラティル魔導書院の新たな門出を祝う舞踏会は、院長である公爵の館で行われる。
公爵の館は、代々王弟殿下が受け継ぐものらしい。
国王の離宮を改修したものなのだと、エリオットは説明してくれた。
「わぁ……」
思わず、シュエットは声を漏らした。
見上げた天井の、高いこと。
その天井から吊り下がるシャンデリアの明るさといったら。
磨き抜かれた床は、シャンデリアの明かりに照らされて、キラキラと輝いている。
思わず感嘆の息を吐くほどに、舞踏会の会場は煌びやかだった。
公爵の館は、代々王弟殿下が受け継ぐものらしい。
国王の離宮を改修したものなのだと、エリオットは説明してくれた。
「わぁ……」
思わず、シュエットは声を漏らした。
見上げた天井の、高いこと。
その天井から吊り下がるシャンデリアの明るさといったら。
磨き抜かれた床は、シャンデリアの明かりに照らされて、キラキラと輝いている。
思わず感嘆の息を吐くほどに、舞踏会の会場は煌びやかだった。