鳥籠公爵は二度目の初恋を逃がさない〜迷子のモフモフを見つけたら、公爵様に溺愛されました〜
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閉店し、薄暗くなった店内で、フクロウたちの目がキラキラとしだす。
彼らの目は、まるで宝石みたいだ。シトリンやアンバーを思わせる。
今日も今日とて、パッとしない売り上げ。本店の売り上げの何分の一なのか。考えたくもない。
とはいえ、実質たった一人の客しかいない割には儲かっていると言って良いだろう。
「コルモロン様がご贔屓にしてくださるおかげで、うちはなんとかやっていけるのよねぇ」
コルモロンが毎週購入してくれるものは、店にある品々の中でも高価なものだ。
それだけ、レディ・エルに対する愛情が深いということなのだろう。
彼には悪いが、ここはぜひ、シロフクロウをお婿にもらってもらい、売り上げに貢献してもらいたいところである。
彼らの目は、まるで宝石みたいだ。シトリンやアンバーを思わせる。
今日も今日とて、パッとしない売り上げ。本店の売り上げの何分の一なのか。考えたくもない。
とはいえ、実質たった一人の客しかいない割には儲かっていると言って良いだろう。
「コルモロン様がご贔屓にしてくださるおかげで、うちはなんとかやっていけるのよねぇ」
コルモロンが毎週購入してくれるものは、店にある品々の中でも高価なものだ。
それだけ、レディ・エルに対する愛情が深いということなのだろう。
彼には悪いが、ここはぜひ、シロフクロウをお婿にもらってもらい、売り上げに貢献してもらいたいところである。