。*;."☆ イケメンを落とす方法 ☆".;*。
私はクルッと振り返ってニコッと可愛く振舞うつもりで、両手を後ろに組んで軽快にスキップをしながら彪吾の前に出た。

2歩前に踏み出したところで、春のそよ風が強く私たちを包んでくれた。

「キャッ!!!」

そのお陰で私のスカートはめくれ上がった。ププッピドゥ~♪

な~んてのんきに歌ってる場合じゃないっ!!

今、100%パンツ見えたよねぇ~!!?

彪吾が鼻血出して倒れてたら私のせいだわっ////照////

それとも、彪吾照れてたりしてぇ~。キャッ!!

まだまだ青い青年なのねっ♪

「・・・見た?」

私は半心ドキドキしながら彪吾に問い詰めた。
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