首領の妹の恋事情
するとズカズカとお姉ちゃんの前に寧々が出てきた。

すると寧々は私に気づき、

「おっ、久しぶり。梨彩ちゃん。」

といって横にだしてある前髪をダランとさせる。

「うちが案内してあげるからついてきな。」

とツカツカと過ぎ去ってしまう寧々を私は早足で追いかける。

すると幹部室と書いてある扉の前で止まった。

キィ

扉を開けると、それぞれの幹部の名前が書いてある扉が五つある。
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