首領の妹の恋事情
すると、お姉ちゃんの後ろを歩いていたのほほんとした、

梵龍華の最高幹部、寧々(ねね)が強面になって怯える男たちにこう言い張った。

「いいか、2度と梨彩ちゃん…首領の妹に手ェだすんじゃねーよ?(ニッコ)」

寧々を怒らせたら終わりなのだ。

寧々を怒らせて呼び出しをくらい、手足折られて帰ってくるというのを

回避できた先輩は未だ一人もいない。


そう。もうみんなわかったと思うけど、私のお姉ちゃん、負けを知らないの不良なんです!
< 3 / 33 >

この作品をシェア

pagetop