恋の暴露大会
遥斗の顔を見るだけで辛いしほぼ失恋状態だから凄くしんどい。それに私が正直に嘘をついているって言うべきなのかそれともこの話題が消えるまで黙っているべきなのか。なんて頭の中がパンクするくらい悩み事が多くてまた涙が溢れそうになる。

”キーンコーンカーンコーン”

HRが始まるチャイムが鳴って私はまた走って教室へ戻った。
静かに教室に戻って何事もなかったかのように席に座ると隣の遥斗はまた私をじーーっと見つめる。でも絶対に目を合わせない。絶対に


< 11 / 20 >

この作品をシェア

pagetop