恋の暴露大会
「こ、こういうのは良くないと思うよ。私たちただの幼なじみだし」

”ただの幼なじみだし”自分の言ったセリフに自分で傷ついて涙が溢れそうになる。けれど遥斗は私の手首をギュッと握って来て、彼の手は少し震えていた。

「…いやだ」

遥斗は消えそうな声でそう呟く

「……なにが…?? 」

そう聞き返すと遥斗は私をまた見つめてグッと距離を縮めてくる。

「莉央がアイツのこと好きになるなんて絶対認めない」
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