ブラコンvsシスコン

・祐希side




「シスコンじゃねぇっ!!」


あぁぁ~なんか言い合い疲れてきたぁ…


「ねぇ、もうやめよう??」

「なんだよ急に…気持ちわりーな…」


きっ気持ち悪いっ!!!???

「あんたより気持ち悪くないもん!!」

「はぁ!!!???
ふざけんなっ!!」

「ふざけてないです~!!」

「ムカつくっ。」


勝手にムカついてろしっ!!!


―♪~♪♪~


ん???

「おい、携帯鳴ってんぞ。」

私っ???
誰だろ??


………お兄ちゃん!!??


「もしもし??」

『祐、悠輝君と会えたか??』

「一応…」

会いたくなかったけど。

『実はさ俺達、急用が出来て帰らなきゃいけないことになったんだ。』


急用っ!!??
ってか!!帰るの!!??

「じゃあ、私も一緒に帰る!!」

『駄目駄目、せっかく遊園地来たんだから楽しみな♪』

「無理だよ!!
お兄ちゃん居なきゃ楽しくないぃぃ~!!」

『俺は居ないけど悠輝君がいるじゃん♪』


そいつが居たってなんも良い事ないです!!
逆に悪いことしか起きないもん!!

『じゃあ、そういうことだから!!』

「お兄ちゃん待ってっ!!」

『5時に迎えに来るからそれまで楽しんでな♪』

「ちょっ―…」



きっ切れた…。




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