ブラコンvsシスコン


ぱっと後ろを振り向くとそこには笑顔の姉ちゃんが居た。


「姉ちゃん…なんで。」

「ん~歩いてたら聞き覚えのある言い合いが聞こえてきたから来てみたの♪」


学校で姉ちゃんに会えるのはめっちゃ嬉しいけど…。


「なんで教えなきゃ…」

「祐希ちゃんの言う通り、減るものじゃないからいいじゃない??」

「でも…」


女はうざいからメールとかしたくないし…


「いつまでも、面倒だのうざいだの言ってちゃ駄目だからね??」

「うっ…(汗)」

「だからね??
祐希ちゃんにアド教えてあげなよ??ねっ??」


姉ちゃんの笑顔は眩しすぎる~。

めっちゃ可愛い///
姉ちゃんに頼まれてるわけだし…


まっ、いっか。


「わかったよ…」

「教えてくれるの??」

「あぁ。」


「ほんとに!?
瞳さん、ありがとうございますっ!!」

「どういたしましてぇ~♪」


……???
俺にお礼はなし??
教えてやんのに…。

失礼な奴だな。




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