ブラコンvsシスコン
「今日中って辛いな??」
「そうだな…。」
「とりあえず、次の授業は自習だからそこで決めれば??」
そうだな…。
それしかねぇーよな。
―6限
「えっと、この時間を借りて…学祭の出し物を決めます。」
って…言ったものの…みんな聞いてねぇー。
「なんで…私が隣に居なきゃなわけ…。」
―チッ…。
隣はブツブツ文句言ってるし。
「お前も手伝えっ」
「何すればいいの??」
「知らねぇーよ。」
「はぁー…ってか早く決めてよ。」
「俺に言うなよ。」
「もっと大きな声だしてみんなに聞けばいいことでしょ??そんなことも出来ないの??」
―チッ…。
なんだこれ??
めっちゃ上から目線でムカつくんだけどっ!!!
「そう言うならてめぇーが言ってみろよ。」
「私は女の子だから無理。」
意味わかんねぇー。
こいつ絶対に馬鹿だよな??
「とりあえず、言ってっ!!」
わかったよ…。
言えばいいんだろ…。
―バンッ!!!
おもいっきり教卓を叩くとみんなは驚いた顔をして俺らを見た。