ブラコンvsシスコン
9.鈍感
・祐希side
その後、私達はなんとかおばけ屋敷から出る事が出来ました!!
「お帰り~♪」
「楽しかったか??」
ニヤニヤしたお兄ちゃんと瞳さんを見てちょっとムカッとしちゃったよ。
「怖かったよぉ!!!」
「そっか~ごめんごめん。」
「お兄ちゃんって私がおばけ屋敷だめなの知ってるよねぇ!!!」
「うん♪」
うん♪じゃないでしょぉぉ!!!!
しかもなんでそんなに爽やかな笑顔で頷くわけぇー!?
「それで!!
2人とも顔が真っ赤だけど、
何かあったの~??」
やっぱり赤いんだ!!??
シスコンの顔が赤いって思ったけど私も赤いの!!??
あっ!!!
でも、なんか叫びすぎて熱くなったのかな??
「教室の中とか暑かったからなのかも…」
「……。」
「私もそうだよ??
すごく叫びすぎて暑くなった~」
「2人ともまじでそう思ってるわけ??」
「「……うっうん」」
他になくない??
なんかお兄ちゃんも瞳さんも呆れてる??
「ここまでだとは気づかなかった…」
「ホントね…。」
「「何が???」」
うっ…ハモたぁ…(汗)