ブラコンvsシスコン



「勘違いだな。」

「そうだね…。」


あぁぁ~また気まずい空気が流れたし。

中野っ!!!!



その後も何人もの人に俺だったりこいつだったり…。

声をかけられては本題に行く前に話が終わる。


なんでだ??
それになんか周りの奴らが二度見してくるんだけど!!??


付き合ってねぇーぞ!!
カレカノじゃねぇーぞ!!


「なんか…疲れるから静かな所行かない??」

「そうだな。」



俺達は中庭に行った。



中庭にはベンチがあってそこに2人で座った…



「「……。」」


まっ、何も話さなくてもいっか。


横を見るとさっき買ったわたあめを食べてるブラコンが居て…

なんだかジッとその姿を見てる俺が居た…。



小さいな…。
わたあめ食ってると幼さ倍増って感じ。


こーゆう奴が竜司の言ってた

“守ってあげたくなるタイプ”

の奴なのかな??


小さくて…隣に居ても俺の肩までしか身長ねぇーし…。



……なんか可愛いなぁ////




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