星から来たマート⭐︎〜君と過ごした夏〜
⭐︎宇宙人の落とし物
群青色に広がる空の奥から、無数の星屑達がキラッキラッと降ってくる。
「あっ、また見えた!」
まるで、光のショーを見ているようだ。
私、天宮瑠璃は、流星群がよく見えるといわれている高台の公園に立っていた。
いつも静かな夜の公園が、多くの人で賑わっている。
「だから、言っただろ! ここが、一番よく見える場所なんだって」
ドヤ顔で自慢しているのは、遠い親戚で同じ小学五年生の宇山翔。私は、翔ちゃん! と呼んでいる。
「それ、私が教えてあげたんだよ!」
翔ちゃんとはなんでも言い合える。けれども、こんな些細なことから時々喧嘩にもなる。
「ワンワンッ!」
愛犬ポメラニアンのポチと、
「ウーッ、ワンッ!」
翔ちゃんが飼っているフレンチブルドックのバンも一緒だ。
それにしても、誰かが操作しているとしか思えない。
神様? それとも……、宇宙人?
「あっ、また見えた!」
まるで、光のショーを見ているようだ。
私、天宮瑠璃は、流星群がよく見えるといわれている高台の公園に立っていた。
いつも静かな夜の公園が、多くの人で賑わっている。
「だから、言っただろ! ここが、一番よく見える場所なんだって」
ドヤ顔で自慢しているのは、遠い親戚で同じ小学五年生の宇山翔。私は、翔ちゃん! と呼んでいる。
「それ、私が教えてあげたんだよ!」
翔ちゃんとはなんでも言い合える。けれども、こんな些細なことから時々喧嘩にもなる。
「ワンワンッ!」
愛犬ポメラニアンのポチと、
「ウーッ、ワンッ!」
翔ちゃんが飼っているフレンチブルドックのバンも一緒だ。
それにしても、誰かが操作しているとしか思えない。
神様? それとも……、宇宙人?