星から来たマート⭐︎〜君と過ごした夏〜
「とにかく、おじいちゃんが、ちんぷんかんぷんなことばかり言ってたから、なんとか乗り切れたっていう感じ」
「ハハハッ、瑠璃んとこのじーちゃん、おもしれーからな」
「うん。あの性格は、けっこう役立つよ! うちには、必要なキャラだね」
「うちのばーちゃんも、瑠璃んとこのじーちゃんの話すると笑い転げてるもんな」
二人でおじいちゃんの笑い話をしながら歩いていると、家の方から悲しげな遠吠えが聞こえてきた。
「ワオォ〜ン、ワオォ〜ン……」
ポチだ。
私の帰りを待っているらしい。
「翔ちゃん、寄っていく?」
「いやっ、俺もバンが待ってるから帰るわ、じゃっ」
私が門に入るのを見届けると、翔ちゃんは自分の家へと走って帰っていった。
「ハハハッ、瑠璃んとこのじーちゃん、おもしれーからな」
「うん。あの性格は、けっこう役立つよ! うちには、必要なキャラだね」
「うちのばーちゃんも、瑠璃んとこのじーちゃんの話すると笑い転げてるもんな」
二人でおじいちゃんの笑い話をしながら歩いていると、家の方から悲しげな遠吠えが聞こえてきた。
「ワオォ〜ン、ワオォ〜ン……」
ポチだ。
私の帰りを待っているらしい。
「翔ちゃん、寄っていく?」
「いやっ、俺もバンが待ってるから帰るわ、じゃっ」
私が門に入るのを見届けると、翔ちゃんは自分の家へと走って帰っていった。