星から来たマート⭐︎〜君と過ごした夏〜
「ほんと?」
念のため、もう一度未来ちゃんに確認する。
「なんだよ! 早く言えよ」
翔ちゃんが、待ちきれずに急かしてくる。
「あのね、未来ちゃん、UFO見たんだって」
一瞬、翔ちゃんの時が止まった。
「えーっ! うそーっ! まじかよーっ!」
翔ちゃんが、飛沫を飛ばす勢いで叫んでいる。
「うん、ほんと! 光の物体が、光線を出しながら駐車場に落ちるのを見たの」
「絶対、UFOじゃん!」
なぜか、翔ちゃんは、未来ちゃんの言葉を信じきっている。
そこからは、私そっちのけでUFO話に花が咲いていた。
私だけ、なぜか温度差を感じていた。
その穴を、見ていないせいかもしれない……。
どこか冷静な自分がいる。
やはり、UFOは、都市伝説的な存在に思えているのかもしれない。
念のため、もう一度未来ちゃんに確認する。
「なんだよ! 早く言えよ」
翔ちゃんが、待ちきれずに急かしてくる。
「あのね、未来ちゃん、UFO見たんだって」
一瞬、翔ちゃんの時が止まった。
「えーっ! うそーっ! まじかよーっ!」
翔ちゃんが、飛沫を飛ばす勢いで叫んでいる。
「うん、ほんと! 光の物体が、光線を出しながら駐車場に落ちるのを見たの」
「絶対、UFOじゃん!」
なぜか、翔ちゃんは、未来ちゃんの言葉を信じきっている。
そこからは、私そっちのけでUFO話に花が咲いていた。
私だけ、なぜか温度差を感じていた。
その穴を、見ていないせいかもしれない……。
どこか冷静な自分がいる。
やはり、UFOは、都市伝説的な存在に思えているのかもしれない。