星から来たマート⭐︎〜君と過ごした夏〜
「マートの星、あの辺かなぁ」
宝石を散りばめたような星空を見上げ、翔ちゃんが明るく光っている星を指差した。
「違うよ! 確か、こと座のベガとか言ってたから、あっちの方じゃない?」
「違うな! だいたい、瑠璃は、こと座とか分かってのかよ!」
「えっ、まぁ、よくは分かんないけど、マートはあの辺を指差してたもん! パンドム星って、どんな星なんだろう?」
マートの話をするのは、やっぱり楽しい。
翔ちゃんの胸にも、未来ちゃんの胸にも、マートが鮮明に残っている。
宝石を散りばめたような星空を見上げ、翔ちゃんが明るく光っている星を指差した。
「違うよ! 確か、こと座のベガとか言ってたから、あっちの方じゃない?」
「違うな! だいたい、瑠璃は、こと座とか分かってのかよ!」
「えっ、まぁ、よくは分かんないけど、マートはあの辺を指差してたもん! パンドム星って、どんな星なんだろう?」
マートの話をするのは、やっぱり楽しい。
翔ちゃんの胸にも、未来ちゃんの胸にも、マートが鮮明に残っている。