星から来たマート⭐︎〜君と過ごした夏〜
それから宝物のもう一つ、この机の上にある茶色い犬の置物には、マートという名前を付けた。
マートという名前を、絶対に忘れないように……。
「じゃ、マート行ってくるね!」
色んな思いを胸に秘めて、またいつもの一日が始まる……。
「おーっ! こりゃ、大変だ!! 今度の流星は、宇宙戦争になるかもしれないぞ」
ソファに座ってテレビに見入っていたおじいちゃんが、いきなり大きな声で叫んだ。
その声に反応するように、おばあちゃんとママが近付いていく。
「朝から、変なこと言わないで下さい!」
早速、おばあちゃんのお叱りを受けている。
「お父さん、大丈夫よ! 大気圏に入る前に燃え尽きちゃうから」
ママも、子供に言い聞かせるようにおじいちゃんを宥めている。
マートという名前を、絶対に忘れないように……。
「じゃ、マート行ってくるね!」
色んな思いを胸に秘めて、またいつもの一日が始まる……。
「おーっ! こりゃ、大変だ!! 今度の流星は、宇宙戦争になるかもしれないぞ」
ソファに座ってテレビに見入っていたおじいちゃんが、いきなり大きな声で叫んだ。
その声に反応するように、おばあちゃんとママが近付いていく。
「朝から、変なこと言わないで下さい!」
早速、おばあちゃんのお叱りを受けている。
「お父さん、大丈夫よ! 大気圏に入る前に燃え尽きちゃうから」
ママも、子供に言い聞かせるようにおじいちゃんを宥めている。