星から来たマート⭐︎〜君と過ごした夏〜
(あれっ? なんだろう……)
右側にあるガードレールの上に、何かが引っ掛かっているのが見えた。
「あーっ!!」
(あれって、もしかして、さっきの子が探してた七色に輝く布?)
布自体は白っぽいけれど、夜風に吹かれて、微かな七色の光がヒラヒラと揺れている……。
「なんだよ!」
その声に驚いた翔ちゃんが、私の視線を辿る……。
「あの子が探してた、なんとかシートっていう布かも?」
「えっ! 誰かの落とし物だよ!」
「絶対に、そう! 七色に輝く布って言ってたもん!」
説明するのと同時に、その布を手に取っていた。
想像していたものより小さいし、とても軽い……。
レジャーシートというよりは、マフラー? ふんわりと温かく、まるで羽のようだ。
右側にあるガードレールの上に、何かが引っ掛かっているのが見えた。
「あーっ!!」
(あれって、もしかして、さっきの子が探してた七色に輝く布?)
布自体は白っぽいけれど、夜風に吹かれて、微かな七色の光がヒラヒラと揺れている……。
「なんだよ!」
その声に驚いた翔ちゃんが、私の視線を辿る……。
「あの子が探してた、なんとかシートっていう布かも?」
「えっ! 誰かの落とし物だよ!」
「絶対に、そう! 七色に輝く布って言ってたもん!」
説明するのと同時に、その布を手に取っていた。
想像していたものより小さいし、とても軽い……。
レジャーシートというよりは、マフラー? ふんわりと温かく、まるで羽のようだ。