せんせい あのね、
「ねぇ!先生って彼女とか
いたりすんのォ?」
「先生、カッコイイから
大学でモテモテでしょ~?」
「センセイに彼女いないんなら
あたしがなってあげる~!」
「だからお前ら、さっきから
うるせーっての!大人を
あんまからかうじゃねーよ」
「きゃあ、怒ったぁ~」
先生は、ソファーの周りを数人の女の子達に囲まれて話をしていた。
それを見たとき、私の中で告白しようという決心が、一気に冷えていくのを感じた。