せんせい あのね、





「着いたわよ」





夢見心地で


外を見ていた私は母の声で


急に現実に引き戻された。





車の外に出ると


冷たい風が私の頬を撫でた。






…寒いのって本当に嫌だ。







< 13 / 182 >

この作品をシェア

pagetop