せんせい あのね、





私が、先生を好きなんて


そんなの


ありえないよ




だって


だって







「ヤ、ヤキモチなんて
 そんなのじゃないよっ

 だって第一、私、
 その人と会ってからまだ、
 全然まもないんだよ?」





全力で否定する私をみて、明美が大きくため息をつく。








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