魔法の恋の行方・シリーズ6・魔女の初恋(レリアとサリナス)
初めてのキス
「いいかね。覚えておきなさい。
キスは、記念にするのもではない。
お互いの愛を、確認するために
するものなのだよ。
言葉ではなくてね、
感じるために」
「だから、こうするんだ・・」
サリナスは低く、つぶやくように言って、開いている片手で、
レリアの腕をつかんで、引き寄せた。
レリアのスカイブルーの瞳が、
どこまでも広がる、空の青さの
ように映る。
「目を閉じて・・感じるんだ」
催眠術にかかったように
レリアが目を閉じた時、
サリナスは、そっと唇を重ねた。
始めは緊張していたのが、
伝わったが・・・
サリナスはもう一度、角度を変えて、舌を滑り込ませた。
リキュールの香りと共に、
陶酔するような、浮遊するような感覚。
唇が離れて・・・
レリアはまだ、目を閉じている。
顔は相当に赤いが・・・
キスの余韻に、酔っているのか・・・
キスは、記念にするのもではない。
お互いの愛を、確認するために
するものなのだよ。
言葉ではなくてね、
感じるために」
「だから、こうするんだ・・」
サリナスは低く、つぶやくように言って、開いている片手で、
レリアの腕をつかんで、引き寄せた。
レリアのスカイブルーの瞳が、
どこまでも広がる、空の青さの
ように映る。
「目を閉じて・・感じるんだ」
催眠術にかかったように
レリアが目を閉じた時、
サリナスは、そっと唇を重ねた。
始めは緊張していたのが、
伝わったが・・・
サリナスはもう一度、角度を変えて、舌を滑り込ませた。
リキュールの香りと共に、
陶酔するような、浮遊するような感覚。
唇が離れて・・・
レリアはまだ、目を閉じている。
顔は相当に赤いが・・・
キスの余韻に、酔っているのか・・・