魔法の恋の行方・シリーズ6・魔女の初恋(レリアとサリナス)
「サリィ・・サリィ・・」
自分を上から呼ぶ声に、
サリナスは薄目を開けた。
苦痛で顔をしかめて・・・
上を見上げると
ドラゴンだっ!!
巨大なドラゴンが、空中を旋回している。
その足に、レリアがしがみついている。
ドラゴンは黒っぽい赤で、
目玉は、ビー玉のように透き通ったブルーだ。
ギョロリとサリナスを見た。
「飛び降りろ!!」
そのドラゴンが、しゃがれ声で
吠えた。
するとレリアが、
大きな包みを持って、ふわっと飛び降りて、
サリナスのいる、狭い岩場に着地した。
ドラゴン・・・・?
しゃべるのか・・・・?
夢を見ているのではないか・・・
サリナスが、ぼんやりと考えていると
「赤い瓶の薬草リキュールを、
すぐ飲ますんだよ。
それから足を棒で固定だ。
折れていたら大変だからな」
ドラゴンが、大声で叫んでいる。
自分を上から呼ぶ声に、
サリナスは薄目を開けた。
苦痛で顔をしかめて・・・
上を見上げると
ドラゴンだっ!!
巨大なドラゴンが、空中を旋回している。
その足に、レリアがしがみついている。
ドラゴンは黒っぽい赤で、
目玉は、ビー玉のように透き通ったブルーだ。
ギョロリとサリナスを見た。
「飛び降りろ!!」
そのドラゴンが、しゃがれ声で
吠えた。
するとレリアが、
大きな包みを持って、ふわっと飛び降りて、
サリナスのいる、狭い岩場に着地した。
ドラゴン・・・・?
しゃべるのか・・・・?
夢を見ているのではないか・・・
サリナスが、ぼんやりと考えていると
「赤い瓶の薬草リキュールを、
すぐ飲ますんだよ。
それから足を棒で固定だ。
折れていたら大変だからな」
ドラゴンが、大声で叫んでいる。