魔法の恋の行方・シリーズ6・魔女の初恋(レリアとサリナス)
「わかった」
レリアは、持っていた大きな布の包みをほどくと
「サリィ、これを飲んで・・
痛みが楽になるから」
レリアは小さな瓶を、
サリナスの口にあてた。
「君は・・?あれは・・何だ?」
それに答えず、
レリアは布の包みから、添え木を出した。
「婆ちゃんが来てくれたから、
もう大丈夫。安心して」
レリアは口早に言うと、
サリナスの両足の脇に、添え木を置いた。
ドラゴンは、ぐるぐると旋回しながら、
レリアに指示を出す。
「ほどけないように、
しっかり縛るんだよ」
レリアは、太めのひもで、
添え木を、サリナスの足にぐるぐるまきつけた。
「次は手を縛るんだよ。
動きが取れないように」
ドラゴンが吠えた。
「ごめんね、手を縛るから。
ここから脱出できたら、
すぐにほどくから」
「さっさとやりなっ!
目隠しもするんだよ」
ドラゴンは、いらついているようだ。
「ごめんなさいっ!
ごめんなさいっ!」
レリアは半泣きで、
サリナスの両手を前で縛った。
レリアは、持っていた大きな布の包みをほどくと
「サリィ、これを飲んで・・
痛みが楽になるから」
レリアは小さな瓶を、
サリナスの口にあてた。
「君は・・?あれは・・何だ?」
それに答えず、
レリアは布の包みから、添え木を出した。
「婆ちゃんが来てくれたから、
もう大丈夫。安心して」
レリアは口早に言うと、
サリナスの両足の脇に、添え木を置いた。
ドラゴンは、ぐるぐると旋回しながら、
レリアに指示を出す。
「ほどけないように、
しっかり縛るんだよ」
レリアは、太めのひもで、
添え木を、サリナスの足にぐるぐるまきつけた。
「次は手を縛るんだよ。
動きが取れないように」
ドラゴンが吠えた。
「ごめんね、手を縛るから。
ここから脱出できたら、
すぐにほどくから」
「さっさとやりなっ!
目隠しもするんだよ」
ドラゴンは、いらついているようだ。
「ごめんなさいっ!
ごめんなさいっ!」
レリアは半泣きで、
サリナスの両手を前で縛った。