nurse team
伊「吏兎」
えっまさか伊月先生に連絡してないよね、？
「どうしたの伊月先生」
伊「循環器科行ったか？」
「うん行ったよ」
伊「どうだった」
「別に大丈夫だった」
伊「そうか。薬は」
「も、もらったよ」
伊「よかったな」
「うん...」
伊「海瀬、怒ってた？」
「うん、ちょっとケンカした」
伊「そうか、仲直りしろよ」
あっ！！
伊月先生院内で1番注射系上手いって評判だよね
「伊月先生！採血お願いしていいですか？」
伊「採血？」
「僕下手なんで、見学したいんです！」
伊「吏兎別に下手じゃねえだろ」
「技術を取得したいなって」
伊「良いけど」
伊「こっち来い」
隼「なになに面白そうじゃん俺も見ていい？」
伊「いいか？吏兎」
「うん！」
伊「吏兎貧血とか大丈夫か？」
隼「俺見ようか？」
伊「お願い、俺準備しとくわ」
隼「目みさせてね」
「うん」
隼「んーまあ大丈夫か」
「ん？白かった？」
隼「ちょっと。でも採血くらいなら問題ないかも、むしろ血液検査に出したらいい」
おぉ！すごい好都合
伊「お前、とりにく...ん、とるぞ。向こう向いとけ」
「いや向いたら意味ないじゃん」
伊「じゃあみとけ」
隼「うわぁ、血管細！俺だったら絶対失敗するわ」
綺麗に入っていく針
痛みも全然ない
「すご...」
伊「はい、終わった」
「ありがとう！！」
伊「これ検査まわすか？」
「お願い」
伊「りょーかい」
隼「俺も練習しないとな」
「腕貸そうか？」
隼「いや大丈夫だ」
「僕血管細いから練習になるよ！」
隼「...ほんとに大丈夫か？」
「もちろんっ橘の腕も今度貸してね」
隼「いいよ、今やっていい？」
「いいよー」
橘も割と上手いから大丈夫だよね
隼「血管ないなー...ここでいいか、」
針が綺麗に入っていく...けど
血液が来ない
隼「ちょっと探す」
「ちょ、いたいっぬいてっ」
隼「1回抜くか」
「橘がんばれ」
痛いのは嫌だけどなんとか橘に成功して欲しい
隼「絶対とる」
狩りみたいになってる...笑
隼「もう1回いいか」
「うん」
隼「...っきた」
「おおっ！」
隼「血液いるか？笑」
「...じゃあもらおうかな笑」
隼「片付けしとくからもう行っていいよ」
「ありがとー」
この血液どうしよ笑
♪〜
ん、PHS？
医者「莉奈ちゃん終わったのでお願いします」
「あっ、分かりましたありがとうございます。すぐ行きます」
うわー駿先生に会うよね
まあいいや採血したし
「莉奈ちゃんよくがんばったね、病室もどろうか」
莉奈「うん！りとくんありがとう」
駿先生いないな
「着いたよー、じゃあなんかあったら呼んでねー」
莉奈「はーい」
血液検査の結果出たかな
伊月先生のパソコンに届くよねたぶん
伊月先生のとこ行くか
駿「あ、吏兎」
「うわ駿先生」
駿「循環器科行くぞ」
「採血したした」
駿「ほんとか？」
「ほらみて」
うでをみせた
駿「ほんとだ、3回もしたのか」
「うん。あ、血液いる？」
駿「検査出てないの？」
「2回したから」
駿「いらないの？」
「うん」
駿「じゃあもらっとく」
「どうするの？」
駿「捨てるけど笑」
「笑笑」
あれ、駿先生聞いてないのかな病気のこと
「そうだ、医局どうだった？」
駿「大変だったよほんと」
「なにしたの？」
駿「座ってるだけ。ナースとか女医が寄ってくる」
「うわぁ最悪笑」
駿「今日合コン行かなきゃ行けなくなった」
「どんまい先生」
駿「お前も来い」
「いや」
駿「来たら前分からなかったって言ってた手術の教えるから」
「行きます」
駿「勉強熱心だなー」
「あっでも11:00~小児科メンバーで飲み会なんだった今日。駿先生も誘ってこいって言われたの忘れてた」
駿「OK、10:30までだったと思うから大丈夫だろ」
「はーい」
あっ、海瀬先生忘れてた
「先生ちょっとごめん5分ちょうだい」
循環器行くか
