nurse team



救急車で運ばれたお母さんと一緒に女の子は救急車に乗っていったし大丈夫か





駿「おかえり」



「ただいまー」



鷹「おう」




駿「さっきそこに救急車きてて。大丈夫かな」



さっきの女の子のお母さんかな



鷹「あぁ、さっき行ってきた。女の子が手話使うからどうしようかと思ったけど吏兎さんいてくれて良かった」



駿「あぁ吏兎手話使えるもんな」


「んー」


圭「へー手話できるんだ、いいね」



「ありがとーございます」



駿「吏兎酔ってる?」



「んぇ、?」




酔ってる、のかな




駿「あー、弱いんだっけ」



「んー」



駿「吏兎、横になるか?ほら」



手を引っ張って膝枕してくれた



駿「吏兎、ちょっと、じっとして」



手つかまれてるまま?



駿「(脈が異常に早い。飲酒ってこんなに早くなるのか?俺が強いだけか?)」




「んぁー、喉乾いた、お茶」



ゴクッ



「ぅ、にが...」



駿「お前、それビールな笑」




圭「はい、お水」



「あぃがとうござーます」



あの女の子のが落ち着いたら急に酔いが回ってきた




鷹「なぁ、駿さん、だったか?」



駿「ん?そうです」



鷹「吏兎さんって心疾患ある?」



駿「いや?聞いた事ないな。...でも思い当たることは何個か...」



鷹「思い当たること?」



駿「循環器科の先生と知り合いだったし、...あの時手で心臓ら辺抑えてた。呼吸もおかしかったしな...」




鷹「(職場の人にも言ってないのか。言った方がいいのか?いやでも隠してるみたいだったし)酒飲んでるし流石にないよな」



圭「たしかに。心疾患あるなら酒は飲まないよな」




鷹「...(酒を初めて飲んだっていうのもそういう事かだとしたらすごくまずい状況だな)」



圭「どうしたの?鷹。顔色悪いけど」



鷹「命優先、でいいよな...いやでも、」



駿「??どうした?」



鷹「なんでもない(警戒しとくか)」



【 「(思ってること)」です!手話との見分け付きにくくてすみません...(>_<) 】




駿「(気にしすぎ、かな。この後伊月も来るしここには医者と看護師がいっぱいいる、大丈夫か。)」



っ、待って吐きそう


「といれ」



鷹「俺が連れていく」



駿「吏兎、顔色悪...ごめん、お願いします」










洗面台に向かって深呼吸する。



すごい吐気あるのに吐けない



鷹「吐けないか?」



「ん...」



鷹「ちょっとごめんな、口開けて」




パチッ



なんで手袋常備してるの




「ゥッ  ーーー」




鷹「もう大丈夫か?」




「ありがと、ハアッございます」



体力使うから吐きたくなかったけど、



仕方ないか



鷹「吏兎さん、心疾患ある?さっきホルター心電図みえて。不整脈とかあったの?」




「ん、狭心症...。」



鷹「!?!?っ、駿さんには」




「いってない、いつきせんせーだけ...」



鷹「いつき先生?どこにいる?」





「もーすぐくる、じゅーいちじ...」



鷹「今 10:42 だからな、もう来るか。駿さんに言ってもいい?」




駿「っだめ!!...ハア ハア」



鷹「わかった、言わないから急に大声あげるなって。」




「ありがとーたかせんせー」




鷹「っ/// た、鷹でいい」



「たかくんー、りとでいーよ」




鷹「あー(こいつ、かわいいな)」




「もどゆ」




鷹「もどるか、もう終わりだしな」






駿「吏兎、大丈夫か」



鷹「ちょっと吐いた」



「らいじょーぶ」




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