嫉妬のキス
嫉妬のキス
今日はサークルの飲み会。二次会には出ずに帰ってきた。家の窓から明かりが洩れている。純くんはまだ起きているのだろう。
「ただいまー」
「おかえり」の声が返ってこないのを不審に思ってリビングのドアを開けると、半裸で首にタオルをかけ、キッチンでコップに入った水を飲んでいる純くんがいた。
「ちょっ、服着てよ!!」
「あー悪い。今日遅くなるって聞いてたから…」
「いいから早く!!」
「だって暑いんだもん」
慌てる素振りもなく、少ししょげた顔をしてコップを洗っている。居たたまれず洗面所に向かった。手を洗っていると、ヒタヒタと後ろから足音が近づいてくる。
「お酒の匂いがする」
「ひゃあ!?」
後ろから声の主に抱きしめられる。首筋に鼻が当たってくすぐったい。
「まだ服着てないじゃん!」
ぐいっと力強い腕で体の向きを変えられ、激しく口づけされる。
「んっ…」
「ただいまー」
「おかえり」の声が返ってこないのを不審に思ってリビングのドアを開けると、半裸で首にタオルをかけ、キッチンでコップに入った水を飲んでいる純くんがいた。
「ちょっ、服着てよ!!」
「あー悪い。今日遅くなるって聞いてたから…」
「いいから早く!!」
「だって暑いんだもん」
慌てる素振りもなく、少ししょげた顔をしてコップを洗っている。居たたまれず洗面所に向かった。手を洗っていると、ヒタヒタと後ろから足音が近づいてくる。
「お酒の匂いがする」
「ひゃあ!?」
後ろから声の主に抱きしめられる。首筋に鼻が当たってくすぐったい。
「まだ服着てないじゃん!」
ぐいっと力強い腕で体の向きを変えられ、激しく口づけされる。
「んっ…」
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