Love Sweet December甘い甘い12月の恋
3Sweet12月の彼氏
バレた!?
「お前ら何してるの?」
……この声は──拓斗?
なんて間が悪いんだろう?
私たちが家を去ろうとした瞬間に
拓斗が帰ってきてしまった。
「あぁ…
さっきそこで先輩に会ってさ~
話してたところ」
裕也は機転を利かせて
拓斗に説明してくれた。
「そうなんだ…
てゆーかお前ら、知り合いだったんだな」
そんな冷たい声出さなくてもいいじゃない…
拓斗?裕也のこと嫌いなの?
「これから先輩送ってくんだ
そしたら帰ってくるからさ!」
「ふーん」
そう言って、拓斗は家に入ろうとした。
「拓斗!!待って?」
「何?」
拓斗が私を見る目は
いつもと同じ──やさしい瞳だった。
……この声は──拓斗?
なんて間が悪いんだろう?
私たちが家を去ろうとした瞬間に
拓斗が帰ってきてしまった。
「あぁ…
さっきそこで先輩に会ってさ~
話してたところ」
裕也は機転を利かせて
拓斗に説明してくれた。
「そうなんだ…
てゆーかお前ら、知り合いだったんだな」
そんな冷たい声出さなくてもいいじゃない…
拓斗?裕也のこと嫌いなの?
「これから先輩送ってくんだ
そしたら帰ってくるからさ!」
「ふーん」
そう言って、拓斗は家に入ろうとした。
「拓斗!!待って?」
「何?」
拓斗が私を見る目は
いつもと同じ──やさしい瞳だった。