Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「私!!裕也と付き合ってるの!
だからっ──」
「「みぃ……」」
左側にいる裕也と
目の前に立つ拓斗から
同じ音で、同じ言葉が聞こえた。
私──何言ってるんだろう?
せっかく裕也は私の気持ちを考えてかばってくれたのに…
まだ……拓斗にばれたくないと言ったのは
私なのに。
「だからっ……」
涙をボロボロと流す私を
拓斗は温かい瞳を少しだけ視点をずらして
見つめている。
「そうなんだ
よかったな──裕也、いい奴だから
仲よくしてやってくれな?」
だからっ──」
「「みぃ……」」
左側にいる裕也と
目の前に立つ拓斗から
同じ音で、同じ言葉が聞こえた。
私──何言ってるんだろう?
せっかく裕也は私の気持ちを考えてかばってくれたのに…
まだ……拓斗にばれたくないと言ったのは
私なのに。
「だからっ……」
涙をボロボロと流す私を
拓斗は温かい瞳を少しだけ視点をずらして
見つめている。
「そうなんだ
よかったな──裕也、いい奴だから
仲よくしてやってくれな?」