Love Sweet December甘い甘い12月の恋
Wデート
「ごめん!!冬美!やっぱり無理!」
「何で?全然いいじゃん!
可愛いよっ!!」
「でも……恥ずかしすぎて死ぬっ!」
「大丈夫だって!
マジ可愛いから!」
「だってぇ~」
「いいからっ!
とりあえず幸成に見てもらおうよ!」
「やっぱりいつものジーンズとロンTでいいよぉ~」
Wデート当日…
冬美と一緒に買い物に行って選んでもらった服に着替えて、彼女にメイクをしてもらった。
冬美の彼氏の幸成は私の隣の部屋で待機中…
拓斗はというと、朝ちょっとだけ部活に顔をだしてから合流することになっている。
「ほんと変だからっ!!
無理っ!!」
家中に響き渡るくらいの大きな声で叫んでいると
幸成が部屋の前から
呼んでいる声が聞こえる。
「開けて平気?
拓斗から連絡が来て、今からこっちに来るってさ!」
「本当!?
ほらっ!!もう時間ないから行くよ!!」
強引に冬美は私を連れて
部屋のドアを開けようとしている。
「や~だぁ~
今日は行かない~!!」
「何わけわからないこと言ってるの?
みぃの為のデートでしょ!?」
「……そうだけど」
「幸成ぃ~
ドア開けて!!」
「無理っ!!
開けないで~」
──バタン。
幸成は冬美の声で躊躇せずドアを開けた。
「何で?全然いいじゃん!
可愛いよっ!!」
「でも……恥ずかしすぎて死ぬっ!」
「大丈夫だって!
マジ可愛いから!」
「だってぇ~」
「いいからっ!
とりあえず幸成に見てもらおうよ!」
「やっぱりいつものジーンズとロンTでいいよぉ~」
Wデート当日…
冬美と一緒に買い物に行って選んでもらった服に着替えて、彼女にメイクをしてもらった。
冬美の彼氏の幸成は私の隣の部屋で待機中…
拓斗はというと、朝ちょっとだけ部活に顔をだしてから合流することになっている。
「ほんと変だからっ!!
無理っ!!」
家中に響き渡るくらいの大きな声で叫んでいると
幸成が部屋の前から
呼んでいる声が聞こえる。
「開けて平気?
拓斗から連絡が来て、今からこっちに来るってさ!」
「本当!?
ほらっ!!もう時間ないから行くよ!!」
強引に冬美は私を連れて
部屋のドアを開けようとしている。
「や~だぁ~
今日は行かない~!!」
「何わけわからないこと言ってるの?
みぃの為のデートでしょ!?」
「……そうだけど」
「幸成ぃ~
ドア開けて!!」
「無理っ!!
開けないで~」
──バタン。
幸成は冬美の声で躊躇せずドアを開けた。