Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「ぁん……」



思わず吐息と共に
イヤラしい声が漏れる。



「何?みぃ──
感じてるの?」


「………っ!!」


何も言い返せずに
顔を火が出るくらい真っ赤にしていると
再び裕也の唇は
私を弄び始めた。


「俺のキスで感じてるんだ?
いいよ──いっぱい…感じて?
みぃ……可愛い」


そんな顔で…そんな言葉──
囁かないで?


もう無理……立ってらんない。


膝と腰の力が抜けていく。


裕也──止めて?
< 114 / 219 >

この作品をシェア

pagetop