Love Sweet December甘い甘い12月の恋
裕也は荷物を放り投げると
私の手を引いて
2階へと上がる。


「裕也?
どうしたの?」


バタン──。
ドアを開けて
部屋の中へと入った。


青いカーテンに
白を基調とした家具で揃えられている部屋…


ここが裕也の部屋?


私をベッドに座らせると
裕也は再び熱くなった唇を私に浴びせる。


「裕也?」


「俺……限界」
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