Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「ほら…早く行けよ──
俺はみぃを騙してた最低の男なんだから…」
「裕也ぁ……」
泣かないって…
ずっと自分に言い聞かせていたのに
裕也の涙を見ていると
零れ落ちるものが止まらない
「…わた……し
ほんと最低だよね?ごめん…裕──也」
「あ……あ──
最低だな…もし、これで兄貴と付き合うようなことが
あったら
マジで最悪な女だな」
涙交じりの笑顔で
裕也は私に向って話しかける。
さっきから嘘ばっかりの裕也の言葉
でも……その、嘘は…裕也の温かさしか
感じられなかった。
「裕也は最高の男だよ!!
だから…絶対幸せになってね?
お願い……」
私も精一杯の笑顔を作り
最後の言葉を彼に投げかけると
ゆっくりと裕也から遠ざかった。
俺はみぃを騙してた最低の男なんだから…」
「裕也ぁ……」
泣かないって…
ずっと自分に言い聞かせていたのに
裕也の涙を見ていると
零れ落ちるものが止まらない
「…わた……し
ほんと最低だよね?ごめん…裕──也」
「あ……あ──
最低だな…もし、これで兄貴と付き合うようなことが
あったら
マジで最悪な女だな」
涙交じりの笑顔で
裕也は私に向って話しかける。
さっきから嘘ばっかりの裕也の言葉
でも……その、嘘は…裕也の温かさしか
感じられなかった。
「裕也は最高の男だよ!!
だから…絶対幸せになってね?
お願い……」
私も精一杯の笑顔を作り
最後の言葉を彼に投げかけると
ゆっくりと裕也から遠ざかった。