Love Sweet December甘い甘い12月の恋
深い…甘い…
愛しむような──
とろけるような──
そんなキスで
私たちの1週間という短い歴史は
幕を閉じた。
唇を離すと
裕也は私の肩をしっかりと抱き
最後の笑みを浮かべる
「手切れ金だっ!!」
そう言い残すと
彼は、後ろを向き
ゆっくりと私から遠ざかって行く──
バイバイと右手を挙げて
公園から去って行った。
「裕也……
私──強くなる!!
だからっ──」
だから…裕也は
幸せになってね?
楽しい思い出をありがとう──
裕也……
私はその場で…
彼の姿が見えなくなっても
立ちすくんでいた。
次は…拓斗への気持ちに
ケリをつける番だ。
立ち止まってる場合じゃない。
全部すっきりして
終わりにするんだ…
愛しむような──
とろけるような──
そんなキスで
私たちの1週間という短い歴史は
幕を閉じた。
唇を離すと
裕也は私の肩をしっかりと抱き
最後の笑みを浮かべる
「手切れ金だっ!!」
そう言い残すと
彼は、後ろを向き
ゆっくりと私から遠ざかって行く──
バイバイと右手を挙げて
公園から去って行った。
「裕也……
私──強くなる!!
だからっ──」
だから…裕也は
幸せになってね?
楽しい思い出をありがとう──
裕也……
私はその場で…
彼の姿が見えなくなっても
立ちすくんでいた。
次は…拓斗への気持ちに
ケリをつける番だ。
立ち止まってる場合じゃない。
全部すっきりして
終わりにするんだ…