Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「な?俺がいれば怖くないだろ?」
拓斗に手をひかれながら
渋々お化け屋敷に入る。
もう……お化けどころじゃない。
拓斗と繋いでいる手からドキドキが伝わってしまうんじゃないかと不安でいっぱいなんだ?
「……怖いよ」
本当は全然怖くない。
拓斗が一緒にいてくれるから…
すごく安心できる──
冬美と幸成はクスクスと笑いながら
私たちを眺めている。
「何で笑うの?冬美ぃ?」
「クスクス──みぃがおとなしいから
面白くって♪」
「──っ!面白くなぁいっ!!」
緊張しすぎでのど渇くし
声が裏返っちゃいそうで
あんまりしゃべりたくないんだよぉ…
「うちら先に行くね!!」
そういい残すと
冬美と幸成は仲がよさそうに手をつないで
行ってしまった。
どっどうしよう──!!
拓斗と二人きりだよぉぉ~
今までそんなことなかったから…
どうしたらいいか分からない…
拓斗に手をひかれながら
渋々お化け屋敷に入る。
もう……お化けどころじゃない。
拓斗と繋いでいる手からドキドキが伝わってしまうんじゃないかと不安でいっぱいなんだ?
「……怖いよ」
本当は全然怖くない。
拓斗が一緒にいてくれるから…
すごく安心できる──
冬美と幸成はクスクスと笑いながら
私たちを眺めている。
「何で笑うの?冬美ぃ?」
「クスクス──みぃがおとなしいから
面白くって♪」
「──っ!面白くなぁいっ!!」
緊張しすぎでのど渇くし
声が裏返っちゃいそうで
あんまりしゃべりたくないんだよぉ…
「うちら先に行くね!!」
そういい残すと
冬美と幸成は仲がよさそうに手をつないで
行ってしまった。
どっどうしよう──!!
拓斗と二人きりだよぉぉ~
今までそんなことなかったから…
どうしたらいいか分からない…