Love Sweet December甘い甘い12月の恋
また、緊張して何もしゃべれない私は、ただひたすら下を向き地面と会話をしている。


ドキドキが…止まらないよ?
拓斗──


「みぃ?どうした?」


「うんん──なんでもないよ」


拓斗の笑顔と、冬の傾いた夕日がマッチして…
すごく…幸せな気分になれるんだよ?


やばい……私──拓斗のこと…
本気で好きだよ──


「みぃはほんとにエロいんな?」


「何言ってるのよっ!!」


顔を真っ赤にして、私は立ち止まる…
エロくないし!!


エロいのはいきなりキスしてきたあんたじゃん!
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