Love Sweet December甘い甘い12月の恋
「うん!!そうだね!!
また遊ぼう!」


「うん!!遊ぼうぜ!!」


みんなで約束をして、Wデートは幕を閉じた。


帰りの電車の中…
ボックス席に座り、
肩を寄せ合って寝ている冬美と幸成の目を盗んで
私たちは静かにキスをした。



『今日のことは…2人だけの秘密な♪』



『うん…』


小さな声で秘密を共有した。



でも……やっぱり拓斗から
付き合おうとかいう言葉はなかった。


拓斗?──ねぇ…
あなたは何を思っているの?


私のこと……どう思ってる?


ただ、キスしたいだけ?


拓斗と触れ合えるのは幸せ…


でもね?
やっぱり……悲しいよ。


あなたの気持が……知りたい。


だけど…怖いよ。
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